初心者のためのトラウト系ルアー釣り講座 準備編

必要な道具は揃えたけど、そのほかにどんな準備が必要なのか?
釣り券は?釣具の他に持ってると便利なものは?
その辺の情報を整理してみましょう。
(ここでは、私の住んでる岩手県を例に説明しますが、他県でも同様に漁協があって、川に入るには釣り券が必用だと思いますので、県の水産課や漁協に問い合わせてみた方が良いでしょう。)

各種規制や漁協について
岩手県内の各河川や湖では、大抵、漁業協同組合があって、遊魚料を取ると共に放流事業などを行って、資源の枯渇を防ぐなどの資源管理の事業を行っています。
それに伴い、遊漁期間や遊漁料金、禁漁区、遊漁方法、体長制限、漁具漁法の制限などが決められていて、放流事業の内容によって、対象魚も決まってくることもあります。

県の方で指定している制限[岩手県内水面漁業調整規則(岩手県水産振興課のホームページにリンク)]イワナ・ヤマメ・体長制限13cm以下リリースのようなものもあれば、各漁協による各種制限や釣り方の指定などもあります。
対象魚によって遊漁期間は変わってきますし、遊漁料金、禁漁区などは、河川や漁協によって変わってきます。
年によっても変わってくることがあるので、その年初めてのポイントに釣りに行く前にはあらかじめ調べておく必用があります。

遊漁期間
一般的には岩手の河川の場合、
ヤマメ・イワナ等 3月1日〜9月30日
サクラマス 3月1日〜6月30日
となっていて、その他にも、鮎やウナギ、ウグイ、フナ、コイ、ワカサギ、カジカ等、個別に定めてあったりします。
逆に魚種や場所によっては年中釣っても良いものもあります。

遊漁料金
漁業権の設定されている河川では、遊漁券が必要になります。
こちら(岩手県水産振興課のホームページより)で確認できます。

遊漁料金は漁協によって違います。
全魚種・年券 2,000〜12,000円程度
鮎を除く魚種・年券 1,000〜10,000円程度
鮎日釣券 200〜1,500円程度
鮎を除く魚種・日釣券 200〜1,500円程度
くらいのところが多いです。一般的に鮎も釣れる券の方が、鮎以外の券より高くなっています。
学生料金の設定がある漁協もあります。

また、「県内共通遊漁証」(岩手県内水面漁業協同組合連合会のホームページより)というものがあって、岩洞湖漁協・雫石川漁協などのいくつかの漁協の管轄地域を除く、県内各エリアで有効です。
あゆを含む全魚種 22.400円(個人) 20.100円(団体)
雑   魚 15.700円(個人) 14.000円(団体)
「県内共通遊漁証」の有効な河川はこちら(岩手県水産振興課のホームページより)で確認できます。

「県内共通遊漁証」が使えない岩洞湖漁協・雫石川漁協の管轄地域は
  年券 日釣券
岩洞湖漁協 6000円 600円
  全魚種 雑漁 アユ 雑漁
雫石川漁協 8000円 6000円 1500円 700円
となってるようです。その他の利用できない漁協(有家川、普代川、松前川、津軽石川、片岸川、熊野川、吉浜川、米代川、磐井川等)も、こちら(岩手県水産振興課のホームページより)から確認できます。
(料金については年度によって変更になってる可能性があるので、ご自分でお確かめください)
詳しくは釣具屋等で聞けば教えてもらえるでしょう。


遊漁券は必須だけど、めったに行かないなら日釣り券を用意。
頻繁に行きたい場合や、突然行くのに便利なのが年券。
岩手県の場合、
「県内共通遊漁証」と「自分の頻繁に行く川」の年券があれば非常に便利。

私の場合で言えば、
・県内共通遊漁証
・岩洞湖漁協 年券
・雫石川漁協 年券
の三種を用意しておけば、だいたいのところではバッチリ。
その他のポイントに入る場合は、あらかじめ「県内共通遊漁証」が使えるか確認しておく必要がありますけどね。

体長制限
[岩手県内水面漁業調整規則]のようなものもあれば、各漁協による体長制限もあります。
一般的には
ヤマメ・イワナ 13cm以下は放流〜15cm以下は放流
サクラマス 13cm以下は放流〜25cm以下は放流
ヒメマス 15cm以下は放流
ウグイ 10cm以下は放流〜13cm以下は放流
コイ 10cm以下は放流〜30cm以下は放流
フナ 10cm以下は放流
ウナギ 30cm以下は放流
カジカ 8cm以下は放流
なんてところが多く、各河川によってのバラツキもかなりあります。
(例えば、サクラマスの13cm以下は放流のポイントと25cm以下は放流のポイントじゃ、大きなさがある)
その辺あらかじめ確認してから現地に向かった方が良いでしょう。

その他の持ち物
救急セット
これは用意しておいた方が無難。
虫さされの薬
これも必需品かも。
虫除けスプレー
うるさい虫をよけるためにはあると便利。
着替え
転んで全身ずぶ濡れなんてこともあるし、汗でもビショ濡れになるので、あった方が無難。
熊笛・熊鈴
突然熊と会って大騒ぎにならないように。(私も先日熊を見てしまった。遠くだったから良かったけど、近場だと恐ろしいですね)
昼ごはん、飲み物、バーベキューセット
お好みで...
灰皿、タバコ
タバコを吸う人は必ず灰皿持参で。
ゴミ袋
カットしたライン、食べ物の袋・ペットボトルや缶等いろいろゴミが出たりするけど、必ず持ち帰りましょう。私はラインはベストのポケットに、それ以外はデイパックに入れて持ち帰ってます。釣り場でゴミを見たら、自分のじゃなくても持って帰るようにすれば、釣り場が気持ちよくなるよ〜...
ビク
もし、釣った魚を食べたい場合は...(私はリリース派ですが)
ナイフ等
もし、釣った魚を持って帰るなら、現地で締めた方が無難。ナイフで腹を割いて内臓を出し、腹の中を洗っておいた方が良いでしょう。
その他、いろんな用途に使えそう。
鉈等
薮こぎする場合はあれば便利かも。ただ、環境をあまり変えないという意味では使いすぎにご用心?
クーラーバック
もし釣った魚を持ち帰るなら必用。車に置いておくだけでも安心?
高枝切りバサミ
ルアーロスト防止には役立つかも。ただ、持って歩くのも大変ですね。

等、必要に応じて用意すれば良いでしょう。

マナー
他の人の迷惑にならないように
他人の行為で自分がイヤだと思ったことは、自分もやらないように。。
遊魚券の携帯
遊魚券(単独漁協・県内共通遊魚券等)は必ず携帯し、必要に応じて提示できるように。
できるだけリリース
釣った魚をキャッチアンドリリースすることで、次回の釣りも楽しめます。持って帰って食べるのも良いけど、なるべく持ち帰りは最小限に。自分達で資源管理してるくらいの気持ちの方が大物が残る可能性が高くなることでしょう。
また、必要以上に釣り過ぎると、次回の釣りに影響してしまいます。
そして、小型の魚は必ずリリースしましょう。いつか大きく育って帰ってきてくれるかも。
魚を弱らせない
フックをシングルフックに替える事で、魚が傷つくのを減らすことができます。また、フィッシングペンチを使うことで、魚に触らないでリリースすることもできます。
魚に触る場合は手を水につけて冷やしてから触るようにしましょう。(そのままだと魚が火傷してしまうため)
キャッチアンドリリースする場合は、手早く放してやりましょう。(写真撮影やサイズを測るのも良いけど、あまり長時間確保しておくと魚が弱ってしまいます)
ゴミは持ち帰りましょう
気持ちよく釣りするためにも、自分で出したゴミは持ち帰る。他人が出したゴミもできるだけ持ち帰るようにすれば、次回の釣行は気持ち良い状態で行えるはず。
特に根掛かりしたラインが鳥の足に引っかかったり、ルアーが引っかかったりなんてことが無いよう、しっかり回収しましょう。
他人の土地を通る時は注意が必要
畑の中を通る時などは農作物の周りを迂回し、ウネを踏んづけたりしない様注意が必要。農作業している人などがいたら「こんにちわ。ちょっと通らせてください」等一声かけましょう。
釣り人との交流
釣り場で先行者にあったりしたら必ず挨拶しよう。先行者を追い越したり、割り込んだりしない。
餌釣りの人がいたら、ポイントを変えた方が無難。

マナーを守って、気持ちよく釣りしたいものです。
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