初心者のためのトラウト系ルアー釣り講座 雑記帳 ウェーダーのメンテナンス

透湿素材のメンテ 2008/5/17
非透湿素材のメンテは、水洗いして乾かすが基本だけど、透湿素材はもう一工夫必要。
たまに、撥水処理をする必要がある。

ゴアテック素ほか、透湿素材のものは、水は通さないけど蒸気は通すサイズの極小の穴などが開いた素材が使われている。
これにより、汗が蒸気の状態で外に放出され、ウェーダー(レインウエアなどもだけど)の中は蒸れたり、結露で濡れづらいようになっている。
しかし、長期間使用していると、だんだん表面の撥水性が落ちてくるし、中も蒸れたり濡れたりしやすくなってくる。
これは、撥水性が落ちたことで、表面に水の膜ができ、空気の流通が妨げられることで、汗の蒸気の放出も妨げられるためらしい。
ということで、表面の撥水性は、常に保っておく必要がある。

実際、最初は汗かかなくて快適なんて思ってた透湿ウェーダーも、長期間使うと、汗で濡れやすくなってくる。そんな時は、表面も濡れて黒っぽくなってたりする。
でも、これもメンテを行えば、回復することができる。

できれば、専用の洗剤を使って洗い、しっかり乾かすと共にもう一作業。
熱を加える処理を行うと、見違えるように撥水性が回復する。

洗濯の方法 2008/5/17
ポイントは、「洗剤のセレクト」と「洗い方」と「乾かし方」。

まずは洗剤。
一番良いのは、ニクワックスリバイベックスなどの透湿素材用の専用洗剤。
普通の洗剤を使うと、洗剤かすが生地に残り、洗剤かすによって目詰まりを起こすことがあるらしい。
「透湿素材の微細な穴が目詰まりすれば、透湿素材の意味がなくなる」。
これを頭に入れながら、目詰まりしないようにということで選べばよいでしょう。

洗い方は、なるべくは手洗い。
大きなタライや風呂桶を使うって人や、洗濯機を容器として使う人もいるらしい。
丁寧に手洗いしたあと、しっかりすすぎを行う。
目詰まりさせないためにも、しっかりすすぎを行う。
人によっては、洗濯機で直接洗う人もいる。
ただ、ネットに入れたり、手洗いに近いモードで洗うってのは必須でしょう。
乱暴に洗うと、接合部から水漏れしたりという問題が出てくるみたい。
当然ながら、洗濯機では脱水しないように。(笑)

しっかりすすぎを行った後は、乾燥&加熱処理作業。
場合によっては、更に撥水処理剤を使用する場合もある。(ニクワックスリバイベックスでも透湿防水ウェア用撥水剤がある)
撥水剤は、浸け置きタイプとスプレータイプがあるのでお好みを。

乾燥&加熱処理は、まずは大まかに乾かし、その後は熱を加える。
温度を落としたアイロンで、全体に熱を加えていくなんて人もいれば、乾燥機を使うなんて人もいるみたい。
当然ながら、あまり熱いアイロンを使ったりすれば、素材が融けるだろうし、乾燥機も乱暴にかければ、接合部が壊れる可能性もあるので注意が必要。

実際に洗ってみました 2008/5/17
用意したものは、
洗剤NIKWAX LOFT TECH WASH BE181
撥水剤ReviveX アウター用撥水剤 (ウォッシュインタイプ)

撥水剤も最初はNIKWAX TXダイレクトスプレー を使う予定だったけど、近場で売ってなかったのでReviveXを使用。
スプレーにするかなやんだけど、洗ったそのまま撥水処理をするということで、ウォッシュインタイプを使ってみました。

洗う
大きなタライなどもないので、洗濯機を使って洗うことにしました。
洗濯槽にぬるま湯を入れ、ボトルに書いてある容量を参考に、水量と洗剤量を調整。
ニクワックスの場合、水でも良いとのことだけど、湯の方が汚れ落ちが良いらしい。
リバイベックスの場合は、最初から湯が指定されています。

最初は手洗いしました。
しかし、洗濯機の中に手を入れて洗うのはけっこう面倒。
ということで、途中から手抜きで、洗濯機に頑張ってもらいました。
大きなネットにいれ、注意しながら洗濯機を動かす。
ウェーダーの中に入ってしまっている空気でどうしても浮いてくるので、その辺、押さえつけたりしながら...
で、注意書きどおりの時間で一旦停止。

私の場合、数シーズン放置(水洗いくらいはしてたけど)だったので、一応、ひっくり返して内側も洗濯。
他のサイトを見ても、そんなことは書いてないので、普通はやらなくて良いのかな?

洗う作業が終わったら、次はすすぎ

すすぎ
最初は、またまた洗濯機に湯を張って、洗濯機でやってみました。
しかし、途中から、風呂場でシャワーを使った方が楽そうなことに気がつき、方針変更。
温水をシャワーでかけてジャージャー洗う...
すすぎは大事らしいので、しっかりと。
そして、次は撥水処理。

撥水処理
今回はリバイベックスのウォッシュインタイプなので、ボトルの説明に書いてあるように、再び洗濯機に湯を張り、そこに規定量の撥水剤を投入。
そして、ネットに入れた状態のウェーダーを浸け込み、先ほどと同じように洗濯機任せ。
洗濯機が止まったら、脱水機は使わずに、とりあえず水切り。
その後は乾燥機へ。

乾燥
リバイベックスでは、乾燥機を使って乾かすように指定されている。
アイロンを使う場合などもあるようだけど、とりあえず今回は乾燥機を使用。
一応ネットに入れて乾燥機にぶち込む。
たっぷり時間をかけ、1時間くらい乾燥させて作業終了。

注意点
ウェーダーは洗濯機で洗うと、縫い目などに余計な力がかかってしまう可能性がある。ということで本来は、手洗いが一番なのでしょう。
洗濯機を使う場合でも、やさしく洗えるコースが使えるなら、その方が無難。(うちのはドライコースというモードがあったけど、大目の水量でやるようになっていたので使えなかった)
あと、当然ながら洗濯機での脱水は避けた方が無難でしょう。

その後の使用感は...
私のウェーダーは、すでに数年水洗いのみで過ごしてきたので、膝下が白っぽくなっていた。
これは、取れなかった。
ということで、膝下の撥水具合はイマイチ。
浸けおきをするなど、もっとしっかり洗う必要がありそう。
膝上に関しては、撥水具合は良い感じ。
ということで、幾分効果は出たけど、もっと早くやるんだったって感じ。
私のウェーダーがゴアテックスではなくエントラント製ってのも影響あるのかなー?
気になった方は、早めにやってみることをお奨めします。(^^;
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