最低限必要なもの あると便利なもの 魚群探知機とフラッシャー
魚群探知機とフラッシャー

魚群探知機とフラッシャー
最近は魚群探知機を持ち込んでいる人が結構いるが、私も前から気になっていた。
「あれば便利だろうな」という気持ちと「なくても大丈夫じゃないかな」という気持ちが半々。若干あったほうが...という感じだったが、他の方との同行時に使ってみて、絶対あったほうが便利派に鞍替えすることとなった。

いるかいないかわからない状態で誘うより、いるのがはっきりわかった状態でのほうが誘いが真剣になる。
いないとわかっていれば、多少のんびりとしながら釣るし、場所移動の決心がつけやすい。
水深も簡単に測れる。慣れれば、水底の質や障害物の判断もつけれる。
棚がわかるので、それに合わせた釣りができる。
日中など移動しながら穴を開け、群れを探しながら釣る時にも、強い味方となる。
などなど、あった方が便利。
欲しいな〜という気持ちが高まり、とうとうフラッシャーを購入してしまった。

フラッシャーとは魚群探知機の一種だけど、通常の魚探に比べて、音波の発射のサイクルが短く指向性も高いのが特徴。表示部分も特徴的だ。
以前Tさん・Sさんと同行の時に、通常の魚探とフラッシャーの両方をお借りしてみて、どちらも便利と思ったが、フラッシャーの方がリアルタイムの情報表示を得意としているようだし、底から1.5mまでをズームして表示もできるので見やすいということで、フラッシャーを選ぶことにした。

表示画面魚群探知機
一般の魚探は、時間経過も含め表示される感じで、音波ではかった情報が、だんだんに横にスライドしながら表示される形となる。また、多少広域の情報を同時取得するので、横方向にいる魚は、底より距離が長くなる分、真下にいるのより下方向として検出される。(情報を読み取るのにある程度の慣れが必要)
過去の情報まで表示されるので、一瞬を見逃した場合でもあとで確認できる反面、常に見るのは過去の情報になりかねない。現時点での情報を見るには見づらいので、動かない魚は問題ないけど、動いている魚は見えた時にはすでにいないという可能性も出てくる。

フラッシャー FL-18
フラッシャー FL-18
それに対してフラッシャーは、表示板のスリットが高速で回転しながら3色で発光するというもので、赤が強い反応、黄色が中くらいの反応、緑が弱い反応という表示法で、横から魚が来て通り過ぎてった場合、「反応なし→緑→黄色→赤→黄色→緑→反応なし」とリアルタイムに色が変化することになる。
つまり、リアルタイムの情報の取得に強いということ。
ある程度指向性が強いので、広範囲の情報収集は苦手かもしれないし、表示部の構造上過去の情報は見れないけど、今の情報がつかめるという部分が特徴だ。
また、モード切替で、常に底〜1.5mの範囲を表示しておけるので、底にいる魚にはうってつけ、ワカサギ釣りにはうってつけの魚探とも言える。
そして、液晶ではなく三色の光で表示されるので、じっくり見なくても判り易い。横目で見ながらということが可能で、見やすい環境が作れそうだ。

問題は、コンパクトな製品がある通常の魚探に比べ、フラッシャーはでかくて重いということ。バッテリー駆動は表示部が液晶でないためしょうがないのだろうけど、その分かさばってしまう。ジャンボスレー利用者じゃないと辛い感じ。あとは、通常の魚探は安い価格帯から製品があるが、フラッシャーは高価ではないけど、格安のものではない。(もちろん海で使うような本格的魚探にはずっと高価なものもあるけど、低価格製品中ではフラッシャーはそんなに安くない方になってしまう)

どちらにしろ、魚探の類は、あればかなり有効な武器となるでしょう。

フラッシャー FL-18 の使い方
スイッチ類説明
フラッシャー FL-18
感度調整ツマミ
0〜10

状況に合わせて感度を調整するためのツマミ

モード切替ツマミ
NORM、LP、AZ、BL

NORM(ノーマル):
全画面表示、ノーマル(高パワー)

LP(ローパワー):
超浅場(5m以下)用に出力を落としたモード(約50%減)で、浅場での映りすぎ調整して見やすくするモード。

AZ(オートズーム):
表示画面を左右に二分割し、右側はノーマル表示(水面から底まで)、左側は底〜1.5mまでを拡大モードで表示する。(倍率を変えても、底〜1.5は変わらない)
ただ、波による振動子の上下動で、底表示が多少移動する。

BL(ボトムロック):
AZモードと同様の表示で、波によって振動子が上下動しても、底は常に一定の位置に表示されるようになっている。

深度切替ツマミ(電源スイッチ)
OFF、×1、×2、×3、×4、×10

電源スイッチにもなっていて、あとは深度に合わせて倍率を高くしていくようになっている。
標準は6mが基準になっていて、×1だと0〜6m、×2だと0〜12m、×10だと0〜60mが表示されるわけだ。

表示部説明
フラッシャー FL-18
右は水面〜湖底まで、左は底〜1.5m固定で表示
(フラッシャーの構造上、表示部分の写真がうまく取れなかったので、表示の画像は修正を加えたイメージ写真となっています)
3色表示 赤は強い反応、黄色は中間、緑が弱い反応
全画面表示左右別々に表示(右は通常表示、左は拡大表示)の二つに合わせたスケールが刻んである。
倍率変更に伴っては、頭の中で計算が必要。

強い反応は赤、中間の反応は黄、弱い反応は緑で表示される。
したがって、真下の魚は赤、横の方にいる魚は緑に表示されるし、大きな魚や大きな群れは太く、小さな魚は細い表示となる。数が少ない時は真下でも緑表示になったり、大きな魚なら横にいても赤表示なんてこともあるので、その辺を読み取るには慣れが必要なのかも。
また、チカチカやたらと点滅する場合は動きが早いことが想像される。
当然、感度調整によって、表示される色や太さは変わってくるので、最初の感度設定がおかしいと、表示も正しくないものになってしまう。

事前準備
充電
充電器
充電器
バッテリー
バッテリー
1. フラッシャー本体のバッテリー接続部分をはずす。
2. 充電器のスイッチが切れていることを確認。
3. 充電器とバッテリーを極性(+・−)を間違わずに接続、赤(+)・黒(−)の色をそろえて接続すればOK。
4. 充電器をコンセントに接続。
5. 充電器のスイッチを入れ、充電開始。
6. POWERランプ(赤)の点灯を確認。
7. 充電していると、そのうちCHARGE UPランプ(緑)が点灯。(この時点で一応は使えるようになる)
8. POWERランプ(赤)の消灯。(この時点でフル充電完了)
9. 充電器のスイッチを切る。
10. 充電器のコードをバッテリーからはずす。
11. 本体とバッテリーとをケーブルで接続。
その他(保管)
1. 長期間保管する場合(オフシーズンは使わない人など)、完全放電はバッテリーを痛めるので、時々充電して完全放電しないようにした方が良いらしい。
2. 頻繁な充電もバッテリーを痛める可能性があるかも。バッテリーが弱ってなければ、一回の完全充電で2〜3回はもつので、そのへんを考えながら充電した方が良いかも。

設定法
1. 振動子を水面下に入れる。(氷の下に)
2. モード切替をnormalモードにする。
3. 感度を0にした状態で電源を入れる。
これで、表示部に発信位置(発信線)と魚群、水底が3色表示される。
HONDEX フラッシャー FL-18と振動子
HONDEX フラッシャー FL-18と振動子
4.
×2での表示
(フラッシャーの構造上、表示部分の写真がうまく取れなかったので、表示の画像は修正を加えたイメージ写真となっています)
水深を想像し、表示で底と判断できる反応が出るように倍率を仮設定。反応が右にのみ出る場合は、倍率が高すぎるので倍率を下げる。左上まで反応が出るようなら、一度倍率を上げてみて、適正倍率かどうかを判断する。

この時は、×1にすると表示が左上まで来てしまうので、水深は6m以上。
×2だと、表示が左下なので、水深は6〜12の間となり、この場合は8m(+水面〜振動子の水深)となる。
×3の時の表示は3×3=9で、下か右下付近に出てくることになる。
5.
×3での表示
(フラッシャーの構造上、表示部分の写真がうまく取れなかったので、表示の画像は修正を加えたイメージ写真となっています)
感度を調整する。感度は、第2反射が緑で表示されるくらいが適正。または、仕掛けを落とした時にオモリが表示されるくらいが使いやすい。
この場合、2次反射がわかりやすいよう一時的に×3にしている。

自分の投入したオモリが表示になるくらいが使いやすい。
6.
使用イメージ
(フラッシャーの構造上、表示部分の写真がうまく取れなかったので、表示の画像は修正を加えたイメージ写真となっています)
モードをAZまたはBLにして、深度を見やすい位置に合わせて使用開始。

右側は、全体表示(振動子〜湖底)。
左側はズーム画面(湖底〜1.5m)
湖底の上に緑の反応があるので、その付近(底と20〜30cm付近)にワカサギがいる。

その他
1. BL(ボトムロック)モードで底付近で強い信号が受信されると、底表示が50cmくらい移動する場合があるらしい。その場合はモードツマミを一度NORMにし、それからBLに戻すと元にもどるそうだ。(氷上釣りの場合、波の影響を考えなくて良いので、底表示がチラチラと移動する場合はAZモードの方が使いやすそうだ)
2. 他の魚探との混信で表示が見えづらくなった場合は、感度調整ツマミを数回押し、混信ノイズから避けられる位置を設定。4台以上の混信が同時に入る場合は、感度を落として使用する必要があるようだ。
3. バッテリーは低温に弱いので、低温での長期保存(車の中に放置など)はやめた方がよさそうだ。
4. ケーブルが抜けていて電源が入らないってこともあった。電源が入らない場合は、ケーブル抜けとバッテリー上がりを一番に疑った方が良さそうだ。
5. オモリが表示になるくらいに感度をあわせてやると、仕掛け投入時や巻き上げの時も、残りはどれくらいかわかるので、巻き上げスピード調整(穴に仕掛けを絡めないため)などができて、意外と便利。

地盤の様子とワカサギが活発に動いているのがわかる
湖底の固い地盤の上に泥などがあるのが想像される。その上でチラチラとワカサギが活発に動いているのがわかる。
(フラッシャーの構造上、表示部分の写真がうまく取れなかったので、表示の画像は修正を加えたイメージ写真となっています)
感度が適正に設定されている場合、底の反応と同時に、ワカサギは赤・黄・緑で表示になる。
底付近が見やすいようにAZ・BLモードで使う場合、大抵は、左側(ズーム画面)の底(左の0表示)の表示のあたりに反応が明滅したり、底よりちょっと上に反応が出てくる。

赤の場合は真下にいるし、反応線が太いと、多数のワカサギがいることになる。
赤で太い線になっていれば、下付近に群れがいることが想像できる。

緑の太い線だと周辺に群れがいることが想像されるし、明滅が激しいと速いスピードで動いていることが想像される。

よく釣れる時は、緑の太目の線や複数の線が、刻一刻と太さや位置を多少変えながら存在し、その一部が黄色や赤に変わると言う状態で、その場合は周辺に群れがいて下にもワカサギが入ってくるという状態が想像できる。

また、湖底(赤)のまわりが黄色や緑になってる場合、硬い地盤(赤)と柔らかい地盤(黄・緑)があると想像され、砂や泥がたまってることが想像される。
ワカサギは固い地盤より柔らかい泥などの上に居つきやすいので、湖底の状況確認も効果が期待できる。

底から離れて緑〜黄色で終始同じ状態で映りっぱなしの線がある場合は、それが木などの障害物である可能性が高く、赤く映る場合は木の密集地帯か岩がオーバーハングしている可能性が高い。
また、底割れと言って感度を上げていって底の赤い部分が赤く映りながらも間に黄色い画像が入ったりする場合は、かなりの傾斜地か、底周辺に岩がある証拠で、これに緑が混じるようだったら、切り株の可能性が高いなど、0感度から感度を上げていく時の映り方で、立木、切り株なども判断できる。

ワカサギ釣りの一番の重要事項は“いかに良いポイント(当たり穴)を見るけるか”ということ。
そのためには情報を集めて“良さそうなエリア”を探し、その中でいくつも穴を開けて、当たり穴を見つけることが大事。
そういう時に、魚探やフラッシャーはつよ〜い味方となってくれることでしょう。

参考:http://www.sona-graf.com/
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