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| 解禁日はこうして決まる |
| 例年結氷の具合と解禁日は早くから気になるところ。 私の住んでる盛岡でも、例年なら11月下旬から12月上旬には一度は雪が降って、一面の銀世界となるはずだけど、今年はどうなることやら。 暖かい方が暮らすには楽でいいけど、ガツンと寒くなってくれないと岩洞の氷結状況が心配ですね。 そこで、例年の岩洞の結氷の様子などを漁協の佐々木さんに聞いてみました。 |
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| 佐々木さんの話によると、例年は、12月上旬から、小石川の浅い方からだんだん凍り始め、20日頃にはけっこう凍り始めてる。 ドーム船も終盤になると、薄氷を割るようにしながら渡し舟で乗船することになるそうです。 下界に比べて標高の高い岩洞湖は、当然ながら朝の最低気温も低い。 本州の最低気温を記録している藪川の近くですもんね。 で、下界に比べ、湖の水温が下がってくるのも早い。 水温がある程度下がると、風がなく晴れて放射冷却で気温の下がった朝など、岸沿いから凍り始める。
まず、水面の波の弱いところに薄い氷が張って、それが岸沿いに打ち寄せられる。 波があると、氷は砕かれ、ふたたび水面が出てしまうけど、風がなく波が小さいと氷はあっという間に面積を広げながら厚みを増す。 ある程度厚みがでると、波の影響が少なくなり、ますます厚みと面積を増していく。
寒くて風のない朝に、一気に氷が広がります。 最初は岸沿いに張った氷が、だんだんと沖に広がってく感じ? しばらくは風(波)との戦いになるんだろうけど、一旦ある程度の厚みをもつと、少しくらいの風には負けなくなり、あとは一気に広がっていくんでしょう。 周りに雪が降れば、晴れた日に雪解けの冷たい水が流れ込み、湖の水温は下がるはず。 また、寒い天候が続けば、やはり水温が下がるはず。 そして風のない晴れた朝に一気に... そういう気候が続くと、結氷は早めになるのでしょうね。
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| 昔に比べ、最近は平均気温も上がって、山上の岩洞湖でさえ氷の張るのが遅くなってきてます。 一番良い時期を楽しんでもらうために、佐々木さんもいろいろ工夫をしているみたい。(これは去年テレビでも流れたようですが) まずは早く寒くなって氷が張ってくれるのを祈るところまでは、自分ではどうしようもないところ。 で、氷が張って、とりあえず人が乗れるようになると、後は佐々木さんの出番。 ピシピシ鳴って今にも割れそうな氷の上に立ち、ドリルで穴あけ。一箇所あけたら移動して、また穴あけ。ひたすら穴あけ。 穴が開くとそこから水が噴出してきます。そして、それが気温で冷やされ、また凍る。 これによって、黙って氷が厚くなるのを待つよりも、ずっと早く氷の厚さを増やせるそうです。 黙って待っていたら下手すると下旬まで待たされる解禁が、これによって上・中旬になってるわけですね。 恐る恐る氷の上に立ってひたすら穴あけ。 頭が下がりますね。 |
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| これは私の周りでも話題になったことがあるけど、ここ数年解禁日は木曜日が多い。なぜだろう? 佐々木さんに聞いてみたところ、 とりあえず、ある程度氷が厚くなったら解禁できるわけだけど、シーズン始めと土日祭日は確実に人出が見込まれる。 仮に土曜とかに解禁にすると、シーズン始めと週末が重なるので、まだ薄めの氷の上に、突然大人数が乗ることになり、氷が厚さにちょっと不安が残る。 それよりも、木曜あたりに解禁すると、とりあえずある程度のファンが来て氷に穴あけを行ってくれて、そこから水が噴出して、氷の厚みは増す。 いっぺんにかなりの人数が穴あけをやってくれるので、週末までには氷も厚くなるだろう。 ということで、人出が予想されるシーズン最初の週末の前に、いくらかでも氷を厚くするのに、固定ファンの力を借りるというアイディアだそうです。 聞いてみて納得。これぞ「解禁日 木曜日の法則」 |